京都の美容室の開業融資は少し特殊?


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美容室で開業融資を受けられる際、
多くの方が利用するのが日本政策金融公庫の融資商品ですが、
地域によってその基準などが少し変わります。
今回は中でも少し特殊な京都という地域で
美容室を開業する場合の融資の注意点についてご紹介します。

 

1.京都の開業融資の特色

認定支援機関の支援により利用できる、日本政策金融公庫の『経営力強化資金』
無担保・無保証で2,000万円まで借入可能な融資商品ですが、
現実的京都で美容室開業時日本政策金融公庫のみで2,000万円MAXまで借入を行うことは非常に困難です。
というのも京都では協調融資が広く活用されており、協調融資の融資商品が発達しているためです。

 

2.協調融資って何?

お金を借りたい私、砂田君がいたとします。
砂田君はあなたに「お金を貸してほしい」とお願いしました。
あなたにとってその金額は高額だったので、あなたはあなたの友達に「共同でお金を貸さない?」
と持ち掛けました。
あなたとあなたの友達は話し合っていろいろな条件を決定し、足並みをそろえ、
二人のお金を出し合って、砂田君に希望額を貸してあげました。
これが協調融資です。
ポイントはあなたとあなたの友達がそれぞれ別々に全く異なる条件で砂田君にお金を貸しているわけではなく、
共同で足並みをそろえてお金を貸しているという点です。

 

3.京都で発達している協調融資制度

通常、美容室の開業融資ということであれば、
日本政策金融公庫のみで審査を行い、利率、返済期間等を決定します。
これに対して協調融資は、2つ以上の金融機関が1つの事業計画に対して、協力・協調して審査等を行います。
その審査基準や利率、担保の有無や返済期間などは、金融機関ごとにバラバラですので、様々な条件を調整するわけです。
京都は全国的に見ても、この協調融資が発達しており、広く使われています。
京都ではこの協調融資がパッケージ融資商品として打ち出されています。
日本政策金融公庫×京都信用金庫の協調融資ですと、
『公庫(ここ)から、はじまる』という融資商品、
日本政策金融公庫×京都中央信用金庫の協調融資ですと、
『スタートダッシュ・ツイン』という融資商品がパッケージとして展開されています。

 

4.協調融資のメリット・デメリット

協調融資のメリットは何といっても比較的大きな金額の融資が受けやすいという点でしょう。
金融機関側も単独で1,500万円貸すよりは、分割して750万円ずつ貸すという形を取ることにより、
リスクヘッジができますので、比較的貸しやすいわけです。
これに対して協調融資のデメリット時間がかかることです。
開業時の融資はスピードが最重要です。
テナントのオーナーさんもあまり長くは待ってくれません。
特に京都のテナント事情は甘くはありませんので、
この点は借りる側にとってなかなかつらいデメリットとなります。
ただ、感覚的に、京都府の協調融資は他府県よりも比較的スピードは早いなと感じます。

 

5.京都で美容室を開業する場合の融資プラン

京都で美容室を開業する場合に、日本政策金融公庫のみで融資を行う場合、その現実上限は通常1,000万円程度と考えられます。
融資額が1,000万円を超えるような場合は、協調融資という選択になるケースが多いでしょう。
美容室を開業する場合はどうしても総投資額が900万円~1,500万円程度になってきます。
そのうち借入金額が1,000万円以下でまかなえるようであれば日本政策金融公庫単独の融資
1,000万円を超えるようであれば協調融資という選択になるでしょう。
ただ、協調融資を受けられる場合は、基本的に時間がかかりますので、
この点を見越して準備を着実に進める必要があります。
テナントが見つかったが、融資が確実に降りる算段がついていない
という状況に陥れば確実にそのテナントを失います。
テナントを探しつつ、ある程度の準備をしながら話を進めていきましょう。

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